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<section><article>
    <article_id>P-1-01</article_id>
    <title>
      <title_ja>選択的δオピオイド受容体作動薬SYK-320はprostaglandinを介して睡眠中のδパワーを増大させる</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇岩井 孝志<sup>1</sup>、西村 茉莉<sup>1</sup>、萩原 菜月<sup>1</sup>、平山 重人<sup>2</sup>、尾山 実砂<sup>1</sup>、渡辺 俊<sup>1</sup>、藤井 秀明<sup>2</sup>、田辺 光男<sup>1</sup></author_ja>
      <author_en><u>Takashi Iwai</u><sup>1</sup>, Nishimura Mari<sup>1</sup>, Natsuki Hagiwara<sup>1</sup>, Shigeto Hirayama<sup>2</sup>, Misa Oyama<sup>1</sup>, Syun Watanabe<sup>1</sup>, Hideaki Fujii<sup>2</sup>, Mitsuo Tanabe<sup>1</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>北里大・薬・薬理、<sup>2</sup>北里大・薬・生命薬化</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>δオピオイド受容体（DOR）は、3種類（μ、δ、κ）存在するオピオイド受容体の一つであり、その作動薬は抗うつ様作用を示すことから新しい抗うつ薬の標的として期待されている。以前に我々はδオピオイド受容体作動薬KNT-127が、ノンレム睡眠中の睡眠深度の指標であるδパワーを増大させることを報告した。本研究では、より選択的な新規δオピオイド受容体作動薬であるSYK-320を用いて、δパワー増大のメカニズムについて検討を行った。ddY系雄性マウス（6-9週齢）の海馬と僧帽筋にステンレス電極を刺入した。SYK-320（10-60 mg/kg, i.p.）またはsalineを投与し、投与後5時間の海馬局所電位（local field potential: LFP）と筋電図（electromyogram: EMG）を記録し、睡眠・覚醒状態を判定した。SYK-320の低用量（10-30 mg/kg）投与群では、saline群と比較して、投与後5時間の総睡眠時間に有意な変化は見られなかった。しかし、高用量（60 mg/kg）投与群では、ノンレム睡眠時間の有意な短縮が認められた。一方、ノンレム睡眠中のδパワーは、覚醒作用の現れない低用量を含む全ての用量において有意に増大した。次に、覚醒作用の影響を排除し、δパワーへの影響を評価するため、ウレタン/α-クロラロース麻酔下でSYK-320の効果を検討した。自然睡眠時と同様にSYK-320（10 mg/kg）投与群においてδパワーの増大が観察され、この作用はδオピオイド受容体拮抗薬であるnaltrindole（3 mg/kg）の前投与によって有意に阻害された。δパワーの発生にはprostaglandinが関与することが知られていることから、cyclooxygenase阻害薬であるdiclofenac（30 mg/kg, i.p.）を前投与したところ、SYK-320によるδパワーの増大は有意に抑制された。以上の結果から、δオピオイド受容体作動薬は、prostaglandinを介した機序によりノンレム睡眠中のδパワーを増大させる可能性が示唆された。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-02</article_id>
    <title>
      <title_ja>CellKey™アッセイシステムを用いた新規κオピオイド受容体アゴニストの薬理活性評価</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇的場 大周<sup>1,2</sup>、八角 佳毅<sup>1,2</sup>、白幡 響稀<sup>1,2</sup>、野中 美希<sup>2</sup>、大島 佳織<sup>2,3</sup>、唐木 文霞<sup>1</sup>、藤井 秀明<sup>1</sup>、上園 保仁<sup>2</sup></author_ja>
      <author_en><u>Daishu Matoba</u><sup>1,2</sup>, Yoshiki Hakkaku<sup>1,2</sup>, Hibiki Shirahata<sup>1,2</sup>, Miki Nonaka<sup>2</sup>, Kaori Oshima<sup>2,3</sup>, Fumika Karaki<sup>1</sup>, Hideaki Fujii<sup>1</sup>, Yasuhito Uezono<sup>2</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>北里大学・薬・生命薬化学、<sup>2</sup>東京慈恵医科大・医・疼痛制御、<sup>3</sup>東京大学大学院医学系研究科病因・病理学</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】<br/>オピオイド受容体（OR）にはµ（μOR）、δ（δOR）、κ（κOR）の3つのサブタイプがあり、医療用麻薬として使用されるオピオイド製剤は主にμORをターゲットとしたアゴニストであり、高い鎮痛効果を発揮する。しかしμORに主に作用する医療用麻薬は、副作用や鎮痛耐性を形成しやすいため、これらの副作用が軽減されると考えられるδORおよびκORをターゲットとした新規鎮痛薬の開発が期待されている。我々はこれまでに、新規κOR選択的化合物を合成（SYK-1058）した。今回その誘導体を新たに11種類合成し、それらの誘導体が、κORの新規アゴニストになり得るかの解析を行った。<br/>【方法】<br/>Human embryonic kidney 293 (HEK293)細胞にκORを安定発現させた細胞を用いて、受容体およびイオンチャネルの活性をリアルタイムで測定できるCellKey™アッセイシステムを用い、SYK-1058およびその誘導体SYK-1330、1331、1332、1333、1334、1335、1336、1337、1338、1339、1340合わせて 12化合物のκOR活性を評価した。<br/>【結果】<br/>SYK-1058をベースに新たに合成した誘導体11種類のうち、SYK-1331、1333の2種類にκOR活性が認められた。さらに、SYK-1058 、1331、1333について濃度反応曲線を作成したところ、κORへの感受性は、SYK-1058、1333、1331の順であった。<br/>【考察】<br/>SYK-1058、1331、1333は、は共通して<i>N</i>-ベンジル基を有しており、これが活性発現に必須の構造だと考えられる。SYK-1331とは異なり、SYK-1058および1333はエチニル基を有しており、これらのエチニル基の導入位置は異なっている。したがって、エチニル基がκORへの感受性を調節するキーであると考えられる。エチニル基を還元してエチル基としたSYK-1335および1339では活性が消失したこともこの考察を裏付ける。今後は、<i>N</i>-ベンジル基とエチニル基の位置関係を調節した誘導体の合成と評価を進めることで、さらにκORに対する活性が高い化合物の創製を試みる。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-03</article_id>
    <title>
      <title_ja>脳内時計遺伝子発現と行動リズム解析による内的脱同調機構の解明</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇佐藤 妃菜、工藤 真希、工藤 一樹、稲川 輝、野村 真由、土井 穂乃果、浜田 和子、浜田 俊幸</author_ja>
      <author_en><u>Hina Sato</u>, Maki Kudo, Kazuki Kudo, Hikaru Inagawa, Mayu Nomura, Honoka Doi, Kazuko Hamada, Toshiyuki Hamada</author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja>国際医福大・薬</aff_ja>
      <aff_en></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【⽬的】ヒトは外部環境に⾃⾝の体内時計を同調させて⽣活を営んでいる。しかし、現代社会では、スマートフォンなどの液晶画⾯からの光を夜間に⻑時間暴露することにより、外部環境と⾃⾝の体内時計が乖離し、⽣体内内的脱同調を誘発させる要因になる。その結果、睡眠障害や乳がん、糖尿病などの発症リスクが上昇することが報告されているが、内的脱同調の詳細な機構は解明されていない。我々は、マウスに覚醒剤メタンフェタミン(MAP)を慢性腹腔内投与することにより、内的脱同調を誘発させ、⾏動リズムと⿊質の時計遺伝⼦(<i>Per1</i>)発現リズムを計測し、MAPの作⽤機序の検討を⽷⼝として、内的脱同調機構の解明を試みた。<br/>【⽅法】<i>Per1</i>プロモーターに<i>luciferase</i>を結合した<i>Per1-luc</i>マウスを⽤いた。夜間のスマートフォンからの光が⽣体リズムの位相を変化させることを⾏動リズムの位相を計測することで調べた。次にスマートフォンによる⽣体リズムの乱れが誘発する内的脱同調のマウスモデルとしてMAPを慢性投与した。MAPは脳内体内時計中枢であるSCNに作⽤せず、⾏動周期を変化させる作⽤を持つ(⽣体内内的脱同調)。<i>Per1-luc</i>マウスにMAPを飲⽔あるいは慢性腹腔内投与を⾏った。<i>Per1</i>遺伝⼦発現リズム計測は嗅球及び⿊質に光ファイバーを挿⼊し、発光を計測した。<br/>【結果・考察】夜間のブルーライトや紫⾊の短波⻑の光のマウスへの暴露は⽣体リズムを優位に後退させ、翌日の朝⾏動する時刻が遅れた。このことが習慣化されることが内的脱同調を誘発する⼀因と考えられた。MAPの慢性飲⽔投与で⾏動リズムは⻑周期になり脳内体内時計中枢SCNのリズムと乖離した。明暗条件では乖離するまでの⽇数が⻑いことからMAPを周期的に慢性投与することでSCN⽀配による24時間周期リズムから⾏動リズムが乖離するものと考えられた。MAPが周期的刺激をする作⽤部位についてはドーパミン受容体が存在する嗅球の<i>Per1</i>遺伝⼦発現リズムと脳内ドーパミン細胞が多く存在する⿊質の<i>Per1</i>遺伝⼦発現リズムを飲⽔及び腹腔内投与し計測した。嗅球の⾏動リズムと<i>Per1</i>発現リズムは同様に変化した。⿊質も同様、MAP投与により⾏動リズムと<i>Per1</i>発現リズムの周期が連動して変化した。以上の結果は、ドーパミン受容体部位だけでなく⿊質ドーパミン細胞群を活性化させる感受性増⼤効果を持つことで、脳内SCNとMAP作動性神経との活動性の分離が誘発されることを⽰唆している。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-04</article_id>
    <title>
      <title_ja>メタンフェタミンの体温リズムに対する作用に関する研究</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇工藤 真希、佐藤 妃菜、浅井 啓太郎、瀬林 雅貴、斎藤 淳、浜田 和子、浜田 俊幸</author_ja>
      <author_en><u>Maki Kudo</u>, Hina Sato, Keitaro Asai, Masaki Sebayashi, Jyun Saito, Kazuko Hamada, Toshiyuki Hamada</author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja>国際医福大・薬</aff_ja>
      <aff_en></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】覚醒剤メタンフェタミン(MAP)の飲水慢性投与は、体内時計中枢(SCN)に作用せず行動リズムの周期を延長する効果を持つ。その結果、地球上の明暗24時間周期に生体リズムが同調できず、28時間以上の長周期で活動する。これにより生体は、SCNの24時間周期成分とMAPが誘発する長周期成分の異なる周期で活動する組織群が形成され、生体内脱同調が誘起される。これは、様々な疾患の危険因子として作用するが、詳しい発症機構は不明である。今回、我々はMAPによる内的脱同調機構を明らかにする目的で、MAPの体温及び行動リズムの効果を比較し検討した。 <br/>【方法】時計遺伝子<i>Period1</i>(<i>Per1</i>)のプロモーターに<i>luciferase</i>を結合した<i>Per1-luc</i>マウスを用いた。明暗サイクル、恒暗下で飼育しているマウスにMAPを飲水慢性投与またはプログラム腹腔内投与し、行動及び体温リズムを計測した。行動リズムは赤外線センサーで自由行動量を、体温リズムは行動と深部体温を同時に計測した。脳内時計遺伝子発現リズムは光ファイバーを脳特定組織に挿入し、光電子増倍管を用いて発光を計測した。　<br/>【結果・考察】明暗及び恒暗条件下、MAPの慢性飲水投与により行動リズムが24時間周期から約28時間周期の長周期となった。さらに、MAP投与継続で行動周期は不規則に変化し長周期を維持した。MAPの行動周期延長に伴い、体温リズムの周期も延長した。これらは、飲水及びプログラム投与の両方で誘発され、投与中止で効果が消失することから、MAPの血中濃度依存による誘発が明らかとなった。体温リズムへの影響として、最高体温と最低体温の振幅が変化し、特に最低値はコントロール群より有意に減少した。次に、MAP投与による行動及び体温リズムの同調可能範囲をMAPのプログラム投与で検討した。行動リズムは6時間から96時間周期まで変化したが、体温リズムは6時間から約36時間周期までしか変化が見られなかった。MAPによる周期変化作用では<i>Per1</i>発現リズムも変化した。以上の結果は、行動リズムは外的要因により容易に周期が変化し、外界環境の周期的変化に同調しやすいが、体温リズムは外界環境の周期的変化への適応に制限があることを示唆している。日々の生活で生じる生体内脱同調の誘発に行動リズムと体温リズムの乖離が関与している可能性が考えられた。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-05</article_id>
    <title>
      <title_ja>TDP-43の細胞質異常局在を抑制する低分子化合物の同定とALS/FTLDへの応用可能性</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇鈴木 宏昌、草苅 伸也、名和 幹朗、外山 由夏、金蔵 孝介</author_ja>
      <author_en><u>Hiroaki Suzuki</u>, Shinya Kusakari, Mikiro Nawa, Yuka Toyama, Kohsuke Kanekura</author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja>東京医科大・医・薬理</aff_ja>
      <aff_en></aff_en>
    </aff>
  <abstract>筋萎縮性側索硬化症（Amyotrophic lateral sclerosis, ALS）および前頭側頭葉変性症（Frontotemporal lobar degeneration, FTLD）は、神経細胞の変性を特徴とする進行性の神経変性疾患であり、両疾患の多くにおいてTransactive response DNA-binding protein 43（TDP-43）の細胞質への異常移行と凝集が認められ、その病態への関与が強く示唆されているが、TDP-43が核内で果たすRNA代謝（転写、スプライシング、mRNA安定性、輸送、翻訳など）における生理的機能の破綻がどのように病態に結びつくかは未だ不明な点が多い。そこで我々は、TDP-43の化学的オリゴマー化を可能とするシステムを用いて、小分子AP20187によるTDP-43の細胞質異常局在・凝集・細胞毒性を再現可能な細胞モデルを構築し、このモデルを活用してTDP-43の異常局在を抑制する低分子化合物のスクリーニングを行った。その際、TDP-43の核・細胞質局在比を迅速かつ定量的に解析可能なFACSによるパルス形状解析を用いることで、候補化合物の効果を効率的に評価した。その結果、TDP-43の細胞質異常局在を部分的に抑制し、核内でのスプライシング活性を回復させる低分子化合物を同定した。これらはALSおよびFTLDに対する新たな病態修飾的治療戦略となり得る可能性が示され、本研究は、TDP-43の異常局在抑制を介した疾患進行の抑制を目指す新規アプローチの基盤を提供するものであり、今後は<i>in vivo</i>モデルを用いた治療効果の検証および詳細なTDP-43毒性の分子機構解明を行う。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-06</article_id>
    <title>
      <title_ja>ツニカマイシン誘発性網膜神経障害モデルの双極細胞の形態に関する検討</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇恒岡 弥生、森 麻美、坂本 謙司</author_ja>
      <author_en><u>Yayoi Tsuneoka</u>, Asami Mori, Kenji Sakamoto</author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja>帝京大・薬・医薬品作用</aff_ja>
      <aff_en></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【背景・目的】網膜色素変性症（RP）は遺伝子の異常により引き起こされる疾患で、後天性失明の原因となる。これまでにRPの病態の解明や治療法の開発を目指し、遺伝子改変動物を用いた多くの研究が行われてきた。しかし、RPに対する有効な治療法は未だ存在せず、さらなる研究が必要であると言える。当研究室ではこれまでに、ツニカマイシンを硝子体内投与すると網膜の視細胞層が減少することや網膜電図が減弱することを報告してきた。このモデルは視細胞の減少が短期間で起こるため、治療薬の検討など行いやすいという利点がある。しかし、視細胞が減少する以外に情報が少なく、特にツニカマイシンが網膜神経細胞にどのような変化を与えるかについてはほとんど分かっていない。そこで本研究では、ツニカマイシン誘発網膜神経傷害マウスにおける双極細胞の形態の変化を観察した。<br/>【方法】雄性ICRマウス（6週齢）の両眼にDMSOまたはツニカマイシン（60 ng/eye）を硝子体内投与し、7日後に両眼を摘出した。眼球をデビッドソン液で固定し、パラフィン包埋後、厚さ4 µmの水平切片を作成した。双極細胞を抗PKCα抗体を用いた免疫組織化学でラベルし、その形態を観察した。<br/>【結果・考察】PKCαの発現、すなわち双極細胞の存在は、外網状層（OPL）から内網状層（IPL）において確認された。DMSO投与眼では視細胞方向への樹状突起が見られたが、ツニカマイシン投与眼では樹状突起が消失し、PKCα陽性領域が外顆粒層（ONL）に近接していた。また、DMSO投与眼ではINLにおいてPKCα陽性の軸索が観察されたが、ツニカマイシン投与眼ではPKCα陽性の軸索はみられなかった。以上の結果より、ツニカマイシン誘発性網膜神経傷害モデルにおいて、桿体細胞や錐体細胞の減少のほか二次ニューロンである双極細胞の形態も変化する可能性が示唆された。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-07</article_id>
    <title>
      <title_ja>半夏瀉心湯の奏効性にトリプトファン-セロトニン代謝経路の活性化が関与する-化学放射線療性口腔粘膜炎モデルラットを用いての解析</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇白幡 響稀<sup>1,2</sup>、宮野 加奈子<sup>2,3</sup>、井出 薫乃<sup>1,2</sup>、曽 友佳<sup>1,2</sup>、野中 美希<sup>2</sup>、藤井 秀明<sup>1</sup>、上園 保仁<sup>2</sup></author_ja>
      <author_en><u>Hibiki Shirahata</u><sup>1,2</sup>, Kanako Miyano<sup>2,3</sup>, Yukino Ide<sup>1,2</sup>, Yuka Sou<sup>1,2</sup>, Miki Nonaka<sup>2</sup>, Hideaki Fujii<sup>1</sup>, Yasuhito Uezono<sup>2</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>北里大学・薬・生命薬化学、<sup>2</sup>東京慈恵医科大学・医・疼痛制御、<sup>3</sup>順天堂大・薬・薬物治療</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】<br/>がん治療により発症する口腔粘膜炎は健常者が経験する粘膜炎と比較して広範囲であり痛みも強い。これまでに，漢方薬半夏瀉心湯（HST）が化学療法に起因する口腔粘膜炎の治療を早めることが二重盲検ランダム化比較臨床試験により明らかになっている。当研究室では口腔粘膜炎モデル動物を用いてHSTがCisplatin投与による口腔粘膜炎にHSTが奏効することを明らかにしてきたが，その効果には動物間で個体差があることも明らかにした。そこで本研究ではHSTの奏効度の違いを明らかにするため、HST著効群，無効群に分類した動物の血漿メタボロームの変化ならびに腸内細菌が存在する大腸よりモノアミン関連酵素などの発現解析を行った。<br/>【方法】<br/>実験にはWister rat(雄,6week)を使用し、Control群、Cisplatin群、Cisplatin+1%HST群を設けた。Cisplatin(3mg/kg/day)をDay0およびDay4に腹腔内投与し、Day4において、50% acetic acid を浸した濾紙を口腔粘膜に30秒間静置することで実験的口腔粘膜炎を作製した。HSTはCisplatin投与開始日より混餌（1%HST）により与えた。口腔粘膜炎の程度は、visual oral ulcerative mucositis score (score0-6)を用いて評価した。当研究室のこれまでの研究で、HSTはDay11において口腔粘膜炎を有意に改善することから、Day11の大腸及び血漿を採取し、口腔粘膜炎の程度がscore3.0以下をHST著効群、5.0以上を無効群とした。血漿メタボローム解析はキャピラリー電気泳動-飛行時間質量分析(CE-TOFMS)を用いて行った。モノアミン関連酵素の発現解析は大腸よりNucleoSpin<sup>Ⓡ</sup> TriPrepを用いてRNA抽出を行い、逆転写により得たcDNAを用いて、発現の程度をLightCycler®(2.0) Real-time PCRにて解析した。<br/>【結果・考察】<br/>血漿メタボローム解析結果を多変量解析したところ、チロシンおよびトリプトファン代謝に変化が認められた。そこで、血漿中のカテコラミンとセロトニン量を計測した結果、Control群と比較し、Cisplatin群においてはセロトニン量の有意な減少が認められ、その減少はHST著効群では回復した。またセロトニン合成や分解に関わるトリプトファン水酸化酵素（Tph1）, モノアミン酸化酵素であるMAO-AおよびMAO-Bの大腸組織における解析を行い、さらに, 腸内細菌を介してセロトニン産生を調節すると考えられている機械感受性チャネルPiezo-1, -2の発現量を解析した。HST著効群においてTph1は有意に上昇しており、加えてPiezo蛋白にもその傾向が認められた。これらの結果によりHSTの奏効性はトリプトファンからセロトニンへの生体内代謝経路が関与しており、おそらく著効群での血漿セロトニン量の改善はTph1の発現亢進によるものと考えられた。</abstract> </article>
<article>
    <article_id>P-1-08</article_id>
    <title>
      <title_ja>大建中湯の構成成分乾姜によるTRPV1チャネル活性に対する山椒の増強効果の解析</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>〇上田 梨乃<sup>1,2</sup>、宮野 加奈子<sup>2,3</sup>、八角 佳毅<sup>2,4</sup>、的場 大周<sup>2,4</sup>、白幡 響稀<sup>2,4</sup>、成島 慧美<sup>2,4</sup>、富山 真衣<sup>2,4</sup>、大島 佳織<sup>2,5</sup>、野中 美希<sup>2,6</sup>、上園 保仁<sup>2,6</sup></author_ja>
      <author_en><u>Rino Ueda</u><sup>1,2</sup>, Kanako Miyano<sup>2,3</sup>, Yoshiki Hakkaku<sup>2,4</sup>, Daishu Matoba<sup>2,4</sup>, Hibiki Shirahata<sup>2,4</sup>, Emi Narushima<sup>2,4</sup>, Mai Tomiyama<sup>2,4</sup>, Kaori Oshima<sup>2,5</sup>, Miki Nonaka<sup>2,6</sup>, Yasuhito Uezono<sup>2,6</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>東京慈恵会医科大・医、<sup>2</sup>東京慈恵会医科大・疼痛制御、<sup>3</sup>順天堂大・薬・薬物治療、<sup>4</sup>北里大・薬・生命薬科、<sup>5</sup>東京大・院医・病因・病理、<sup>6</sup>東京慈恵会医科大・痛み脳科学研究センター</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>［目的］本邦では漢方薬が保険収載されており、臨床現場で広く用いられている。その一つの大建中湯は多くの医療機関で術後イレウス予防に導入されている。大建中湯は乾姜・山椒・人参より構成されており、大建中湯は生薬ベースでの作用メカニズムが詳細に解析されている。乾姜は非特異的陽イオンチャネルであるTRPA1/TRPV1のアゴニストとして、また、山椒に含まれる成分はKCNK3/KCNK9 K<sup>+</sup>チャネルのアンタゴニストとして作用する。これらの生薬は相乗的に作用し腸管運動を促進することが明らかになっているが、細胞レベルでの解析は十分に行われていない。今回私たちはこれらの成分の体内への吸収速度に焦点を当て研究を行った。山椒は、大建中湯服薬後最短で吸収され、その後、乾姜、人参の順番で吸収される。私たちは、山椒が前もって乾姜のTRPA1/TRPV1活性へ影響を与えているのではないかと考え、山椒の前処置が乾姜のTRPV1活性に及ぼす影響を解析した。<br/>［方法］Human embryonic kidney 293(HEK293)細胞にTRPV1を発現させた細胞を用いて、山椒・乾姜を同時投与した場合、および乾姜投与の1時間前に山椒を前処置した条件でのTRPV1活性を比較した。TRPV1活性の測定は、細胞膜受容体・イオンチャネル活性をリアルタイムに測定できるCellKey™アッセイシステムを用いて行った。<br/>［結果］山椒・乾姜の同時投与では、山椒は乾姜によるTRPV1活性にほとんど影響を与えなかった。その一方で、山椒の前処置は乾姜によるTRPV1活性を有意に増強し、山椒(30μg/mL)は乾姜(10μg/mLおよび30μg/mL)の活性をそれぞれ3.70倍および1.81倍に増強した。<br/>［結論］山椒はTRPV1に対する乾姜の効果にpositive allosteric modulator(PAM)として作用する可能性が考えられた。おそらく山椒に含まれる成分がPAMとして作用し、乾姜のTRPV1への作用を増強していると考えられる。山椒は、K<sup>＋</sup>チャネルの阻害を通して乾姜のTRPV1への作用を反応しやすくするというこれまでの作用に加え、TRPV1に対しPAMとして作用するメカニズムも有していると考えられる。これらの構成生薬は、さまざまな作用を通して大建中湯の薬理作用を高めていることが示唆される。</abstract> </article></section>